モンゴル視察(4)

帰国前日は、海外からモンゴルへの企業進出や投資を支援する政府系機関である、モンゴルワンストップセンターに訪問して、モンゴルでのビジネスに環境に関するプレゼンを受けました。

このセンターでは海外の企業や投資家が法人を設立したり、雇用関係や納税関係の手続きが出来たりと、ビジネスに必要なさまざまな公的手続きが同じフロア内を回るだけで出来てしまうという優れた機関です。プレゼンからは日本の企業にも進出して欲しいという熱意が伝わって来ました。

次に東大法学部を卒業した、モンゴル人女性弁護士の事務所にお邪魔して、モンゴルの法律に関する講義を受けました。

土地の所有権はモンゴル人と企業にしか認められていない事や国土の大半を占める広大な牧草地は国民が自由に利用することが出来て、申請により所有することも出来る、という制度が興味深かったです😳

今回の視察旅行を通じて、モンゴルのイメージは大きく変わりました。

日本の4倍の国土で総人口は320万人、そのうちウランバートルに150万人が集中していること、ウランバートル市民の半数がまだゲルに住んでいること、ウランバートル以外では、多くの人々が遊牧を行なう昔ながらの伝統的な生活を送っている反面、インターネットや携帯電話の普及や大学進学率は日本を上回り、特に数学の分野ではインドに匹敵するくらいの優秀な人材を多数輩出していること、など意外な事柄がたくさんありました。

また、危惧していた寒さも、実際に体験してみるとマイナス15℃❄️でも不思議と平気で🙂モンゴル人の旅行会社の社長に言わせると「モンゴルは乾燥しているから寒く感じない。湿度が高い日本の冬の方が寒いよ。」だそうでした。

ともかくも、現地に着く前は、モンゴルは国民の大半が、いわゆる素朴な遊牧民ばかりの遠い果ての国だと思っていたのですが、世界の距離感は確実に縮まっているんですね。

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